国王の閣僚(Great Officer of State)とは伝統的な国王に仕える閣僚であり、今日ではおおむね儀式的な役割を担う。 現代の内閣(Great Offices of State)とは別物なので混同しない様注意。
イングランドとスコットランで別々に存在し、かってはアイルランドも別建てになっていた（ウェールズは・・・まぁ、ね） 歴史的には極めて強大な権力を掌握していた役職もある（大法官や王璽尚書など）が、ウォルポール以降第一大蔵卿が実質的首相となる体制（バルフォア時代に正式化）が定着し、現在に至っている（現在でも英国首相は第一大蔵卿を兼任する）