ケンブリッジ公爵

Duke of Cambridge

王族の称号として度々創設された。
現在の爵位保持者は王継承権第二位のウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイス・マウントバッテン・ウィンザー王子。
従属称号として ストラスアーン伯爵、キャリクファーガス男爵を保持。
ストラスアーンはスコットランドのアーン川流域の大渓谷（strath）であり、アーン川はパース近郊でテイ川へ合流する。キャリクファーガスは北アイルランドのアントリム・カウンティの地名。

非公式呼称として使用

1660年ヨーク公ジェームズ（のちのジェームズ二世）の子で夭折したチャールズ・スチュワートに。

第一期創設(1664/8/23～1667/6/20断絶)

1664年ヨーク公ジェームズ（のちのジェームズ二世）の子ジェームズ・スチュワートにより創設。1667年夭折し断絶。

第二期創設(1667/10/7～1671/6/8)

1667年ヨーク公ジェームズ（のちのジェームズ二世）の子エドガー・スチュワートにより創設。1671年夭折し断絶。

非公式呼称として使用

1677年ヨーク公ジェームズ（のちのジェームズ二世）の子で夭折したチャールズ・スチュワートに。

第三期創設(1706/11/9～1727/6/11)

1706年ブラウンシュヴァイク・リューネブルク公子ジョージ・ルイス（ゲオルグ・ルードヴィヒ、のちのジョージ一世）の子ジョージ・オーガスタス王子により創設。1727年ジョージ二世として即位したため王冠にマージされ消滅。

第四期創設(1801/11/27～1904/3/17断絶)

1801年ジョージ三世の子アドルファス王子により創設。子で二代公爵のジョージは王室結婚令に反して結婚したため子等に継承権が認められず二代公爵の死により断絶した。

第五期創設(2011/4/29～現存)

2011年ウェールズ大公チャールズの長子ウィリアム王子により創設。