スコットランド王位継承者に与えられる公爵位。
1398年スコットランド王ロバート三世の子ダビット・スチュワートが叙爵された。ダビットの死後、彼の弟ジェームズ(のちのジェームズ一世)が爵位を継いだ。
これ以降、スコットランド王位の法定推定相続人が爵位を相続するものとされ、1469年のスコットランド議会立法により法制化された。また上記1469年法ではのちにロバート一世として即位したキャリック伯ロバート・ブルース以降王位継承者に与えられたキャリック伯爵位がスコットランド王の長子に与えれることも確定させた。スコットランド国王の法定推定相続人(王太子)として併せてキャリック伯爵(Sc)、レンフリュー男爵、諸島領主(Lord of Isles,Sc)、スコットランドの大家令、スコットランド大公の称号を持つ。