マンチェスター公爵
Duke of Manchester

現公爵は十三代アレクサンダー・チャールズ・ダヴィッド・ドロゴ・モンタギュー。従属称号としてマンチェスター伯爵、マンドヴィル子爵、カウンティ・オブ・ハンティンドンのキンボルトンのモンタギュー男爵。

1719年四代マンチェスター伯チャールズ・モンタギューにより創設。
”マンチェスター”の爵位名はもともとマンチェスターに因んだものではなく、ハンティンドンシャーのゴッドマンチェスターに因んだ爵位名である。
初代マンチェスター伯爵のヘンリー・モンタギューが伯爵位創設にあたり、”ゴッド(神)マンチェスター”卿などとして知られるのは冒涜的であると考えたため。

モンタギュー家はウィリアム征服王とともにイングランドへ渡って来たドロゴ・ド・モンタギュの子孫で1333年にソールズベリー伯ウィリアムがマン島の王となり、モンタギュー王家を開いた。

マン島はその後イングランド王の宗主国支配、イングランド王家、ダービー伯爵家、アトール公爵家の保有を経て1765年のマン島購入法により英国政府が購入した。現在は自治権をもった英国王室属領(連合王国の一部ではなく、またイギリス連邦の加盟国でもない)となっている。

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