アトール公爵
Duke of Atholl

現公爵は十二代ブルース・ジョージ・ロナルド・マリー。従属称号としてタリバーディンのマリー卿、マリー・ガスク・バルクヒダー卿、マリー・バルヴェニー・ガスク卿、カウンティ・オブ・パースのマリー・バルヴェニー・ガスク卿、バルクヒダー子爵、カウンティ・オブ・パースのバルクヒダー・グレナルモンド・グレンライオン子爵、アトール伯爵、タリバーディン伯爵(1628年創設と1676年創設)、カウンティ・オブ・パースのストラスティ・ストラスアードル伯爵、アトール侯爵、カウンティ・オブ・パースのタリバーディン侯爵を有する。

マリー氏族の氏族長を世襲する。 マリー家は初代アトール伯ジョン・スチュワートのとき、および五代アトール伯ジョン・スチュワートのときにアトール伯の娘を妻として迎えており、特に五代伯には男子継承者がなかったため五代伯の娘ドロテアと二代タリバーディン伯ウィリアム・マリーの子らによるアトール伯爵位の再興がチャールズ一世により認められ、アトール伯爵位はマリー家が継承することとなった。

1703年二代アトール侯爵ジョン・マリーにより創設。特別継承条件があり、初代公爵の直系男子継承者が欠けた場合はその父の直系男子継承者(初代公爵の兄弟およびその男子継承者)を継承者とする。

1865年七代公爵ジョンは祖母の家系からパーシー男爵位を相続し、姓をマリーからスチュワート-マリーへ改姓することをスコットランド紋章院(Lyon Court)へ登録した。

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