アバコーン公爵
Duke of Abercorn

ハミルトン侯爵ハミルトン家の分流。現公爵は五代ジェームズ・ハミルトン。従属称号としてアバコーン侯爵、ハミルトン侯爵、アバコーン伯爵、ストラベーン子爵、ハミルトン子爵、ペイズリー卿、アバコーン卿、ペイズリー-ハミルトン-マウンカシェル-キルパトリック卿、ハミルトン卿、ストラベーン男爵、マウントキャッスル男爵、カウンティ・オブ・ティぺラリーのニーナー及びカウンティ・オブ・ティローンのダナローグのハミルトン准男爵を有する。

二代アラン伯ジェームズ・ハミルトンはスコットランド女王メアリー一世の摂政となり(フランス王太子との婚約を成立させた功で)フランス貴族シャテルロー公爵に叙爵されたがのち女王と対立し剥奪された。このアラン伯の次子ジョン・ハミルトンは初代ハミルトン侯爵となりこの家系が後にスコットランド貴族のハミルトン公爵となる(長子が継いだアラン伯位は四代目でこの家系に継承される)。

(三男四男は夭折)五男クロード・ハミルトンが初代ペイズリー卿となりこの家系が後にアイルランド貴族アバコーン公爵(ただしアバコーン伯爵位まではスコットランド貴族として、アバコーン侯爵はグレートブリテン貴族として叙爵されていた)となる。 1868年枢密院顧問・アイルランド総督を歴任した二代アバコーン侯爵ジェームズ・ハミルトンにより創設。

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